ニューヨーク株式市場では10日、ダウ平均株価が大きく下落し、下げ幅は一時1100ドルを超えた。10日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の週の終値から890ドル1セント値を下げ、4万1911ドル71セントで取引を終えた。この日は、アップルなどの主要な銘柄に売りが広がり、一時1100ドルを超える下げ幅となった。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も一時4%以上下落するなど、大幅安となった。トランプ大統領が週末、アメリカメディアの取材に、景気が後退する可能性を否定しなかったことが大きな要因とみられ、市場関係者は「投資家の間でトランプ政権への期待が剥落し、失望が勝ってきた結果だとみている」としている。