今月、米国・イリノイ大学などのチームが衝撃的な調査結果を科学誌「ネイチャーエイジング」で発表。「今世紀中に100歳まで生きる人の割合が女性で15%、男性で5%を超えることは無い」としている。20世紀は衛生状態の改善や医療の進歩により10年ごとに+3歳ペースで寿命が延び、平均寿命は約2倍になった。1990年〜2019年の直近30年は、平均寿命は6年半しか伸びず鈍化しており人間が寿命の限界に近付いているという。イリノイ大学教授は「人生100年時代」を前提にした保険や資産運用ビジネスに対し「極めて間違ったアドバイス」としており、業界は猛反発している。