ペットと入居出来る高齢者施設を取材した。神奈川県横須賀市にある特別養護老人ホーム「さくらの里山科」ではネコやイヌを飼う事が可能。ここはペットと暮らせる高齢者施設だ。施設では高齢者40人が13匹のペットと一緒に暮らしている。ペット達は施設内を動き回り疲れたら昼寝をする等過ごし方は自由。ペットは他の入居者の部屋にも移動できるので、入居者は様々なペットと触れ合える。この部屋では入居者の草刈さんとペットのプリンが暮らしている。草刈さんは軽度の認知症を抱えていて約5年前に施設にやって来た。施設長の若山三千彦さんはこれまでの施設のあり方に疑問を持っていたのだという。高齢者が生き生きと暮らせる場所にしたいとこの場所を作った。背景には飼い主の高齢化があった。東京都の調査によると、動物愛護センターでのイヌ・ネコの引き取りで最も多いのが飼い主の病気や入院等だ。和山さんが考えるもう1つの課題が高齢者の孤独死だ。こうした課題等を守る為、若山さんはペットと暮らせる高齢者施設を立ち上げた。澤田さんは14年前に入居した。澤田さんはこの施設の存在を知り、入居を決意した。ペットは天国で旅立ったが、澤田さんはこの施設でペットと最期までいる事が出来た。ネコのゆりっこは保護猫で、現在、澤田さんと暮らしている。施設への入居希望は各地から相次いでいる。ペットと暮らし続ける事に需要が高まっている。若山さんは「ペットを施設に連れて行くのが当たり前の社会になって欲しい。」等とコメントした。
