ワスカラン国立公園はペルー最高峰のワスカランを含む南北約150キロの広大な世界遺産。ワスカランの最高地点は6768m。国立公園には6000m級の峰が30近く、600以上の氷河がある。地球上の熱帯にある氷河の約4分の1がこの公園に集中している。氷河があるのは標高5000m以上の高地。標高約5000m、2つの峰とその谷間を氷河が覆っている。この高さになると光を反射する塵などが少なく太陽光が散乱しないため空の色は深い青に見える。ワスカラン国立公園のすぐそばに熱帯雨林アマゾンがある。アマゾンの湿った空気がアンデス山脈にぶつかることで上昇気流が発生、雲となり大量の雪を降らせる。ワスカラン国立公園の見どころの一つが、氷河が削った大地に水が溜まった氷河湖だ。大地を削りながら流れる氷河は細かい岩の粒子を一緒に運ぶ。氷河湖の水には粒子が大量に混ざり込んでいて、それが太陽光を反射することで美しい水の色を生む。氷河で暮らすネズミイワタイランチョウは蚊をついばんでいる。ワスカラン国立公園は類稀な自然美が評価され世界遺産になった。
