イギリス・ケンブリッジ。ツタンカーメン墓調査団のメンバーで、物理探査会社を経営するジョージバラード氏。2023年にツタンカーメンの墓の調査で収集された膨大なデータを1年以上にわたって分析。今年1月、ついにエジプト政府に分析結果をまとめた報告書が、調査団から提出された。現在エジプト政府によって慎重に審査が行われている。一方、土砂が流入した墓の写真。先週、発見が明らかになった古代エジプトのファラオ・トトメス2世の墓。トトメス2世は、断崖絶壁に墓があったハトシェプスト女王の夫で、墓はこの付近で見つかった。ファラオの墓が見つかったのはツタンカーメン以来、100年ぶり。トトメス2世の墓の入り口部分は、2022年に見つかっていたが、その後イギリスの調査団とエジプト政府により秘密裏に詳細な調査分析が行われ、先週ようやく発表された。ツタンカーメンの墓の奥に未知の空間は存在するのか、そこにネフェルティティの墓はあるのか。