韓国・テグに住み30年来のスラムダンクファンというチャン・ソンウンさん。当時は日本の大衆文化を輸入することが禁止されていたため、登場人物は全て韓国の名前だった。大衆文化解放後様々な日本の文化に触れるようになったチャンさんは、何度も旅行に出かけるほど日本好きに。その後日韓関係が浮き沈みする中でも気持ちは変わらなかったが、2019年にノージャパン運動が激しさを増すと苦しさを感じたという。チャンさんと同じ思いをしたという人は他にも。子どもの頃から親しんできた日本文化を経営するカフェで紹介しているキム・ジョンソンさんも、ノージャパン運動の際には周囲の住民から数多くのクレームを受けたという。しかし今では、イエスジャパンの影響で1ヶ月先まで予約が埋まるほどになっていた。親子でスラムダンクのファンになったチャンさんは、親子で一緒に楽しめる悦びを噛み締めながら更に良い時代が来るよう願っているという。