チコちゃんが「なんでカレーの匂いを嗅ぐとカレーが食べたくなるの?」と聞いた。正解は匂いを嗅ぐから食べたいのではなく食べたいから匂うのだ。かつては匂いに刺激され食欲がわくと考えられていたが最近では脳が栄養のある食べ物を覚えていてそのとき体が欲しがっている栄養の匂いを嗅ぎ分けていることが分かってきた。狩猟・採集時代には必要な栄養素を嗅ぎ分けて食べていたと考えられていてその能力が今でも残っていて本能的に欲しい栄養の匂いを感じ取れるという。カレーは栄養豊富なので多くの人が反応しやすい。食後は栄養が足りているので匂いを感じにくく直前に食べたものの匂いは感じにくい。スタッフにカレーを食べてもらい10分後に目隠しをして匂いを嗅いでもらったがカレーだと当てられなかった。