アメリカ大統領選挙は日本時間の今夜8時から各州で順次投票が始まり、日本時間の明日午前から注目の開票作業が行われる。民主党・ハリス副大統領と共和党・トランプ前大統領は勝敗の鍵を握る激戦州でそれぞれ最後の訴えをしている。激戦州での最新の世論調査で2人は大接戦となっている。ハリス氏が選挙運動中にペンシルベニア州を訪問したのは18回。激戦州で最も多く州内では陣営のボランティアにも会った。ボランティアが行った戸別訪問はこの州だけで500万戸に上る。ハリス氏は今までトランプ氏が政権に復帰すれば悲惨なことになると発言していたがこの24時間、トランプ氏の名前を口にしていない。代わりに、選挙活動の締めの言葉として選んだのは当初の前向きで明るいメッセージ。一方、トランプ氏は4日、激戦州のペンシルベニア州・ミシガン州・ノースカロライナ州を回った。トランプ氏の選挙戦の締めの言葉にはハリス氏とは対照的に不気味なメッセージが目立った。2020年に一般投票と選挙人数の両方で敗れたトランプ氏は選挙戦最終盤、「自分はホワイトハウスを離れるべきではなかった」と主張した。4日、主要な激戦州の選挙当局者が票の安全は確保されていると述べた。4日よる、ノースカロライナ州でトランプ氏は選挙陣営が期待していた最後の訴えを行った。トランプ氏はこれが最後の選挙運動になるだろうと述べた。さらにトランプ前大統領はこれはひとつの旅の終わりで新しい旅の始まりだと述べた。
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