23日、山口県岩国の旭酒造は、ニューヨーク州のハイドパークに酒蔵をオーブンした。旭酒造が国外に酒蔵を建設したのは初めて。「DassaiBlue」のブランドで、25日からニューヨーク州で酒の販売を開始する。原料は、当初は日本からの輸入米を使用するが、将来的にはアーカンソー州産の酒米になるという。アメリカでは日本酒に人気の高まりを背景に、今年5月にもアーカンソー州で地元企業が大規模な酒蔵をオープンするなど、新設が相次いでいる。業界団体によると、アメリカ国内の酒蔵は20を超えていて、ニューヨーク・タイムズは“SAKEブームが起きている”と伝えている。