2日間にわたって北京で行われた米中首脳会談。訪中の日程を終え、きのう帰国の途についたトランプ大統領。ワシントン郊外の空軍基地に到着した。訪中最終日、会談が行われたのは中南海。習近平国家主席の執務室があり、中国の権力の中枢。今回のトランプ大統領の訪問を習主席は歴史的なもの、今後の米中関係の道しるべになると表現した。トランプ大統領はイランに核を持たせないこと、ホルムズ海峡の早期開放で認識が一致したと強調。今回の首脳会談で共同会見は行われず、米中の発表には温度差がある。会談の大きなテーマの一つが貿易を巡る分野。今回の訪問で17人のビジネス界トップを同行させたトランプ大統領。おとといにはアメリカの航空機などを中国が購入することで合意したと明らかにした。米国が貿易面の具体的な成果を強調したのに対し、中国側は細かい合意内容を発表していない。中国は台湾問題で米国を牽制したことなどを強調している。ハドソン研究所・ケネス・ワインスタインは「中国が同意したと米国側がみなしていることであっても最終的に中国は実行しない可能性がある。中国は非常にタフな交渉相手なので米国にさらに譲歩を迫ってくるかもしれない」と話した。
