ガザ地区の停戦における第1段階が終了し、停戦の継続方法に関して、イスラエルとイスラム組織ハマスとの間に意見の隔たりがある中、エジプトが新たな案を提示することがわかった。中東のメディアは2日、エジプトが第1段階の停戦を2週間延期し、この間にハマスが生存している人質3人と別に3人の遺体を返還する案を提示すると報じた。ガザ地区の南部と北部をつなぐ道路からイスラエル軍が完全に撤退することも確約したいとしている。イスラエルの代表団は2日にもカイロを訪問しこの案に関して協議する。ガザ地区の停戦継続を巡ってはアメリカも別の案を提示していた。このアメリカ案をイスラエルは合意したが、ハマスが拒否したため、イスラエルはガザ地区への物資搬入を全て停止し圧力をかけている。