中国・上海では、ハロウィーンに合わせ警戒態勢が敷かれていて、若者らのコスプレなどを禁止する取り締まりも行われた。上海ではこの週末、ハロウィーンの混雑のピークを迎えると見られ、市内の公園では警察が若者らの立ち入りを禁止するなど警戒態勢が敷かれた。米国政府系メディアは「地元警察などが市の中心部でのコスプレを禁止する通達を出した」と伝えている。習近平政権が、欧米の文化などを排除する姿勢を強めていることが背景にあると見られる。上海ではおととし若者らが集まり、ゼロコロナ政策への抗議デモが拡大したことから、政府は批判的な活動につながることを警戒しているとみられる。