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「ハートマウンテン収容所」 のテレビ露出情報

日系アメリカ人のサム・ミハラさん、92歳。この日、強制的に収容された自らの体験を多くの人に知ってもらおうと収容所跡地で案内役を務めた。戦時中、ミハラさんが3年にわたり過ごしたのはハートマウンテン収容所。450のバラックがあった。ミハラさんは十分な医療が受けられなかった自らの父親について語った。父親は緑内障を患い、この収容所で失明したと話した。ミハラさんの父親は四国の出身で日本の大学で英語を学んだ後、1920年頃に渡米。新聞記者として生計を立てていた。ミハラさんは当時の暮らしは楽しかった思い出ばかりだという。生活を一変させたのは1941年の真珠湾攻撃だった。日系アメリカ人は適性外国人とみなされ、各地の強制収容所に送られた。その数は約12万人。ミハラさんたち家族も3日間列車に乗せられたという。収容所の敷地の外に出ることは許されなかった。冬は多くの人が凍傷になったという。約3年の収容生活で183人が死亡した。ミハラさんの祖父もその1人だった。戦後、ロケットのエンジニアとして働いてきたミハラさんは引退後2011年から収容所の歴史を多くの人に語り継ぐ活動をはじめた。これまでアメリカの48州を訪問した。ミハラさんは同じような悲劇を生まないために国民それぞれが政治に目を向け、自由を尊重するアメリカ社会を守ることが重要だと訴える。

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