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「バイカル」 のテレビ露出情報

7月イスタンブールで「国際防衛産業見本市」が開催され世界の防衛関係者が訪れた。目的はトルコ製の武器で見本市には700社近くのトルコ企業が出展。見本市にはバイカル社のセルチュク・バイラクタルCTOを発見。セルチュク氏はエルドアン大統領の娘婿でもある。軍事用ドローン「バイラクタル TB2」はウクライナ軍に提供され戦況を支え続けている。存在感が増しているトルコを20年以上に渡り率いてきたのがエルドアン大統領で今年の5月に行われた大統領選挙でも勝利しておりその外交手腕が注目されている。プーチン大統領とも信頼関係を築いており2019年には2人の親密さをカメラの前でアピールした。ウクライナ侵攻後もプーチン大統領と直接対談できる数少ない首相である。ウクライナに武器提供をしているトルコと外交を続けるロシアについてプロコペンコ氏は各国がロシアとの貿易を拒否している中でトルコは重要なハブで以前は対等なパートナーだったがロシアがトルコに依存する関係となったと説明。
各国から経済制裁を受けるロシア。トルコはその経済制裁の枠組みには加わらずロシア産のガスを買い続けており関係を捨てることは政治的にも経済的にも大きな損失につながる。トルコにとっても対貿易総額が約2倍に増加しエネルギーが安定して確保できるようになっている。マフムット・ウシュクさんの企業は物流を取り扱っており急増しているのが黒海を渡って運ばれる貨物。貨物を運ぶ際にはロシアの最新情報が入ってくるようになっており、この日もウクライナ軍が設置した機雷の情報が入り危険なルートを避けている。ウシュクさんは欧米だけではなくロシアなどとも関係を維持することがトルコ経済の発展につながると考えている。トルコ政府の外交・安全保障アドバイザーのアキフ・キレチジ氏を直撃。トルコにとって片方の陣営を無視するのは難しいと話した。
1923年にトルコ共和国が建国。イスラム教徒が国民の殆どを占める中、初代大統領のケマル・アタチュルクは世俗主義を取り入れ近代化をすすめた。朝鮮戦争の際にはアメリカ側に1万5千人とも言われる兵士を派遣されその功績から52年にNATOへ加盟。さらにイスラム圏の国としては初めてEUへの加盟も目指した。当時与党党首だったエルドアン氏は死刑制度の廃止などを約束し加盟できるとアピール。EU加盟は約束されたものと国民も喜んだが同じ時期同時列車爆破テロなどヨーロッパではイスラム派によるテロを受け、イスラム教徒への不信感が募りフランスではEU加盟に反対する声があがり加盟は暗礁に乗り上げた。その結果、欧米に偏った外交からロシアなどとも外交をする方針に舵を切り全方位外交を築いていった。アブドゥッラー・ギュル前大統領は東西どちらかを優先するのではなく東西南北とも良好で強い関係を維持し利益を守る事にしたと説明した。
ウクライナ侵攻が続く中トルコに期待を寄せる事態が訪れた。黒海で緊張が高まるとエルドアン大統領は両首相と会う準備をしていると話し船の航行を邪魔しないことを合意させた。国連のグテーレス事務総長もトルコの協力がなければ成立しなかったと評価。少量不足となっていた中東などに国々農産物が届けられた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年9月20日放送 4:20 - 5:00 NHK総合
国際報道油井’s VIEW
兵器の供与を求めるウクライナ側だが、同時に欧米の防衛産業のウクライナ進出への働きかけも強めている。ウクライナ政府は、ウクライナに無人機を供与しているトルコのバイカルや戦車などを供与するドイツのラインメタルとも交渉し、生産や修理工場などを設置することで合意している。ウクライナ政府はロシアとの戦闘で使用する外国製の兵器の製造や修理を国内で実施することで、時間のロ[…続きを読む]

2023年8月20日放送 21:00 - 21:50 NHK総合
NHKスペシャル第11回 台頭する“第3極”トルコ“全方位外交”の光と影
7月イスタンブールで「国際防衛産業見本市」が開催され世界の防衛関係者が訪れた。目的はトルコ製の武器で見本市には700社近くのトルコ企業が出展。見本市にはバイカル社のセルチュク・バイラクタルCTOを発見。セルチュク氏はエルドアン大統領の娘婿でもある。軍事用ドローン「バイラクタル TB2」はウクライナ軍に提供され戦況を支え続けている。存在感が増しているトルコを2[…続きを読む]

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