イタリアの観光名所・トレビの泉の周辺に立ち入る外国人観光客などに約370円の入場料が導入された。背景にあるのはオーバーツーリズム(観光公害)。トレビの泉の1年間の訪問者は約1000万人。混雑の緩和や犯罪抑制の狙いがある。モロッコからの観光客は「以前は人が多く噴水へのアクセスに苦労したが、今は簡単」と話す。オーバーツーリズム対策は世界各地の観光名所でも実施されている。インドネシア・バリ島では外国人観光客1人あたり約1500円を徴収。世界文化遺産のイタリア・ヴェネツィアでは混雑時期に日帰り観光客から約900円~1800円を徴収している。日本でも東京国立博物館や東京国立近代美術館で居住者と外国人観光客で料金を分ける「二重価格」の導入を検討されている。
