フェンシング男子エペ団体・決勝戦・日本VSハンガリー。日本が2大会連続金メダル獲得に挑む。エペは足の裏を含む全身へのつきが有効な種目。団体は1試合3分。総当たり9試合制。45本先取したチームが勝利。第1試合に登場した東京オリンピック団体金メダリスト・山田優選手。第2試合は個人エペの金メダリスト・加納虹輝選手。第3試合はオリンピック初出場の古俣聖選手。3試合を終えて許したリードはわずか1点。相手は準決勝でフランスを破り勝ち上がってきたハンガリー。一時、点差を5点に広げられた日本。最終第9試合を前に2点差まで詰め寄ると試合の行方は加納選手に託された。試合終了間際で同点に追いつくと1点先取の延長戦へ。勝負を決めたのはハンガリー。ハンガリーに最後の点を取られて連覇を逃した日本。激闘の末に手にした価値ある銀メダル。最後に東京オリンピック後に新語、流行語大賞の候補にも入った「エペジーン」で締めた。