王座奪還を狙う体操ニッポン。予選を2位通過し決勝を迎えた。ゆかでは萱和磨、橋本大輝がミスのない演技を見せ、岡慎之助も高得点。好スタートを切った。しかしあん馬で橋本が痛恨の落下。不穏な空気が流れる中、チーム全員で声を掛け合った。最終種目を前に、トップ中国との差は3.267。金メダル獲得は絶望的ともいえる中、5人で最後の円陣を組んだ。鉄棒で杉野正尭はF難度のペガンに成功。初出場の2人がエースにバトンを繋いだ。中国は2度の落下で大きく減点。橋本がエースの意地を見せ、日本は2大会ぶりの金メダルを獲得した。