新年早々トランプ大統領の行動で世界が混乱している。この1日だけでも3つの事態が起きた。1つ目は国際機関からの脱退。トランプ大統領が7日に署名したのは、66の国際機関からアメリカを脱退させる文書。脱退を指示した団体の約半数にのぼる31機関は「国連人口基金」や「国連大学」など国連に関するもの。去年1月の就任以降、ユネスコからの脱退や「パリ協定」からの再離脱を決定していたトランプ大統領。国際協調よりもアメリカ第一主義を掲げる姿勢が改めて鮮明となった形。2つ目は石油タンカーのだ捕。カメラが捉えた一隻のタンカー。ヘリが甲板の上に接近する。アメリカ国土安全保障省・ノーム長官がSNSに投稿した映像。次々降下する隊員。船上には少なくとも9人が確認できる。その後、船を制圧。タンカーだ捕の瞬間とみられる。アメリカ軍などは7日、北大西洋とカリブ海で2隻の石油タンカーをだ捕したと発表。ベネズエラ産の原油を違法に輸送していたことに対する措置で、アメリカメディアによると1隻はロシア船籍だという。原油埋蔵量世界一のベネズエラを狙うアメリカは、ベネズエラの港を出入りする制裁対象の石油タンカーに対し海上封鎖措置をとっている。ベネズエラの原油を巡ってはアメリカ側に最大5,000万バレルが引き渡されると明かしたトランプ大統領。さらにベネズエラが石油売却で得た資金をアメリカに還流させる狙いがあるとみられる。アメリカ第一主義はグリーンランド獲得にも。トランプ大統領が第一次政権時代から狙うのがアメリカ大陸とヨーロッパの間、北極圏に位置するグリーンランド。面積は日本の6倍ほどで約5万7,000人が暮らすデンマーク自治領。
