スポーツ相が泳いでアピールするなどセーヌ川での競技開催にこだわってきたパリにある変化があった。これまでフランスの国や自治体はおよそ2500億円をかけてセーヌ川浄化作戦を展開し、オリンピックのレガシーとして大会後にはセーヌ川の3か所に遊泳スポットを設置する計画を進めてきている。基準値以上の大腸菌が検出されるなど水質への懸念が残る中でも組織委員会はセーヌ川での競技実施にこだわってきた。組織委員会・エスタンゲ会長は5日付の地元紙「レキップ」で水質が基準値を満たさなかった場合の新たな対応策を明かした。トライアスロンは競技日程を延期しそれでも基準値を満たさなかった場合はランとバイクだけで争うデュアスロンに切り替える。マラソンスイミングはこれまでと一転して会場を変更する考え。マラソンスイミング会場の変更先はヴェールシュルマルヌノーティカルスタジアムで、パリの郊外に位置し、カヌーやボートの会場になっている。マラソンスイミングを実施するために必要な設備は全てそろっているとロイター通信は伝えている。マラソンスイミングが実施される来月8日と9日に変更先の会場ではカヌースプリントが実施予定。
ファッションなど数多くの高級ブランドを生んだフランス。偽造品による損失も大きく、欧州連合知的財産庁によると衣服だけでも年間で平均およそ2960億円の損失が出ている。ロイター通信によると偽造品の売り上げが犯罪組織の資金源になることも多い。パリで開催されるオリンピック期間中およそ1500万人の来場者が見込まれていて、人々が偽造品による被害を受けないようフランスでは取り締まりを強化していて、去年はおよそ2050万件の偽造品を摘発した。前年のおよそ1150万件から78%増。フランスでは古くから偽造品の取り締まりに力を入れていて、パリ市内には偽造品博物館というものもある。
ファッションなど数多くの高級ブランドを生んだフランス。偽造品による損失も大きく、欧州連合知的財産庁によると衣服だけでも年間で平均およそ2960億円の損失が出ている。ロイター通信によると偽造品の売り上げが犯罪組織の資金源になることも多い。パリで開催されるオリンピック期間中およそ1500万人の来場者が見込まれていて、人々が偽造品による被害を受けないようフランスでは取り締まりを強化していて、去年はおよそ2050万件の偽造品を摘発した。前年のおよそ1150万件から78%増。フランスでは古くから偽造品の取り締まりに力を入れていて、パリ市内には偽造品博物館というものもある。