パラリンピック 車いすテニス男子シングルス。初出場 小田凱人選手は世界ランキング1位のA・ヒューエット選手と対戦。フルセットまでもつれる大接戦となる中、ヒューエット選手が先にマッチポイントに。それでも小田選手はこの状況で笑顔で観客の声援を煽った。ここから勢いに乗り、強烈なリターンなどでこのゲームを逆転。力強いバックハンドでポイントを奪いダンスを披露するなど圧倒、2時間半を超える激闘を制し自ら車いすテニスの車輪を外し倒れ込みながら喜びを表した。小田凱人2-1A・ヒューエット。 この種目では史上最年少、日本男子では国枝慎吾さん以来2人目の金メダル。また激闘から一夜明けたきのう、新たに車いすテニスを引っ張る決意を「認知してもらうから人気スポーツへちょうど切り替わるタイミング、ただの一瞬のバズで終わるのか、継続的な最初の一歩になるのか僕が何をするかで決まる」などと話した。