パリパラリンピック・陸上男子400mの決勝。福永凌太選手は小学4年生の頃から目が見えづらくなる。高校生の時には棒高跳びの選手として全国大会に出場。中京大学へ進学すると十種競技の選手になった。しかし年々悪化する病状とともに成績は伸び悩み、日々葛藤があったという。そんな時に母親から「パラだったら勝負出来るんじゃないか」と言われ、福永選手はパラ競技に転向。すると2023世界パラ陸上の400m(T13)で金メダルを獲得。今年の世界パラ陸上でも銀メダルを獲得するなど頭角を現す。そして今回のパリパラリンピックで日本史上初の銀メダルに輝いた。福永選手は「今までやってきたところにも誇りをもって今後の人生も送っていきたい」などと話した。