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「パワーセラー」 のテレビ露出情報

先週木曜日は年金支給日だった。年金企画第5弾を特集。年金受給者たちに密着、年金事情を取材した。年金支給日、銀行のATMには長い行列ができた。年金受給者の年金の使い道は、生活費、介護保険料、医療費、旅行費など。年金に頼る生活は、楽ではない。複数のアルバイトをしている受給者もいた。
年金月額30万円の男性は所有するビルの一室で仕事をしている。受給している年金は、国民年金、厚生年金に加え、勤めていた会社の企業年金、さらに個人年金保険など。サラリーマン時代から老後生活を見越して、多くの保険料を納めてきたという。サラリーマン時代から老後生活を見越して、多くの保険料を納めてきた。大学院卒業後、営業マンとして就職。その後、石油関係の一部上場企業へ転職し、19回の転勤を経て、東京本社勤務に落ち着いたその矢先、大阪に呼び戻されて受け継いだのは、母が管理するビルの経営権。建設時から残る億を超える多額の借金。当時、母は用品雑貨店を営んでいたが、その収入では返済を賄えなかった。69歳で退職し3000万円ほどあった退職金はすべて借金の返済に充てたが、それでも完済には遠く及ばず。現在は年金とビル管理の収入のうち生活費と会社の経費を残し、ほかはすべて借金の返済に充てているが、完済までにはあと15年かかるという。男性は80歳にして現役のマラソンランナー。妻の助言がきっかけで、マラソンを始めると、その才能が開花。これまでいくつもの大会で優勝を収め、今もシニアの部大阪府代表として全国大会にも出場している。週3日・10kmのコースを走っていて、借金に追われる苦しい日々の中で”人生の大きな励み”になっているという。全国4位が最高で、1位を目指しているという。
次に大阪市内で出会ったのは、1か月の収入が6万円の年金に、アルバイト代を加えたおよそ10万円だという女性。現在、市営住宅に1人暮らし。20歳のときに北海道で結婚。3人の子宝に恵まれ、夫とスナックを経営していたが、27歳で離婚。その5年後、3人の子どもを連れ、大阪に移り住んだ。保険会社で働いてためた金で自身の店をオープン。常連客もつくようになり、20年以上もの間、店を切り盛りしてきたが、50代半ばで巨額の借金を背負い、自身の店を閉めることとなった。面倒見がよく頼まれたら断れず、何度もだまされることに。中でも一番ショックを受けたのが、信頼する常連客からの裏切り。早急に借金を返済するため、自分にできる仕事を必死に探した。アルバイトを3つ掛け持ちし、当時の収入は1か月でおよそ35万円から40万円に。そのほとんどを借金返済に充てていたという。2000万円の借金は5年で完済。定年を迎えたあとも、生活のために働き続けた。しかし3年前、新型コロナの流行により、勤務先で人員削減が行われ、再び職を失うことに。そこで高齢者でも働ける仕事を紹介する人材派遣センターを利用。現在も清掃の仕事で週2、3日ほどのペースで働いているという。
大手求人会社Indeedが行った調査によると、70代をキーワードとした仕事の検索数が、5年間で53.7倍に増加。物価の高騰などから、生活費を年金だけに頼れず、仕事を求める高年齢層が確実に増えているようだ。リサイクルショップ「パワーセラー」で働くのは高齢者の方々。年齢に上限を設けず、積極的にシルバー人材を採用してきたパワーセラーの社長は、高齢者の働きぶりを高く評価している。一方の高齢者たちは、給与が生活の助けになるだけでなく、働くことは健康にもよいと話す。

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