- 出演者
- 中山正敏 宮根誠司 RIKACO 蓬莱大介 高岡達之 澤口実歩 中島彩
「東京35℃迫る”危険な暑さ”続く 大気不安定 雷雨など急変注意」「物価高・借金・高齢就労 年金企画#5 直面する”厳しい現実”」などのラインナップを伝えた。
オープニング映像。
今日の最高気温は南からの蒸し暑い空気の影響で西日本を中心に上がっており、福岡県前原で38.1℃、千葉県市原市で37.3℃、福岡県太宰府は35.2℃と32日連続猛暑日を記録し、全国の猛暑日連続記録を更新している。長野は36.3℃、札幌は29.4℃、大阪は31.2℃など。
80歳男性年金受給者に密着。年金受給額は、2か月分で約60万円。男性は、そこから借金を返済している。年金支給日、銀行のATMには長い行列ができた。年金企画第5弾を特集。年金生活者の厳しい実情を取材した。
香港で、双子のジャイアントパンダの赤ちゃんが誕生。初産としては世界最高齢の出産。メスのパンダは、一般的には4〜5歳で繁殖可能。中国国営テレビによると、インインは19歳を迎える誕生日の前日に出産。人間では57歳に相当。パンダの赤ちゃんは、オスとメスの双子。
ドジャース・大谷翔平選手が、2試合連続ホームラン。自身3度目のシ−ズン40本塁打に王手をかけた。ナリーグ本塁打は、1位・大谷、2位・Mオズナ、3位・Kマルテ。ドジャース2−1カージナルス。
大谷の本塁打について。宮根誠司は「大谷選手は調子は良くないと言っているが本塁打は出ていますね」とコメント。盗塁、本塁打の50/50へ前進。
先週木曜日は年金支給日だった。年金企画第5弾を特集。年金受給者たちに密着、年金事情を取材した。年金支給日、銀行のATMには長い行列ができた。年金受給者の年金の使い道は、生活費、介護保険料、医療費、旅行費など。年金に頼る生活は、楽ではない。複数のアルバイトをしている受給者もいた。
年金月額30万円の男性は所有するビルの一室で仕事をしている。受給している年金は、国民年金、厚生年金に加え、勤めていた会社の企業年金、さらに個人年金保険など。サラリーマン時代から老後生活を見越して、多くの保険料を納めてきたという。サラリーマン時代から老後生活を見越して、多くの保険料を納めてきた。大学院卒業後、営業マンとして就職。その後、石油関係の一部上場企業へ転職し、19回の転勤を経て、東京本社勤務に落ち着いたその矢先、大阪に呼び戻されて受け継いだのは、母が管理するビルの経営権。建設時から残る億を超える多額の借金。当時、母は用品雑貨店を営んでいたが、その収入では返済を賄えなかった。69歳で退職し3000万円ほどあった退職金はすべて借金の返済に充てたが、それでも完済には遠く及ばず。現在は年金とビル管理の収入のうち生活費と会社の経費を残し、ほかはすべて借金の返済に充てているが、完済までにはあと15年かかるという。男性は80歳にして現役のマラソンランナー。妻の助言がきっかけで、マラソンを始めると、その才能が開花。これまでいくつもの大会で優勝を収め、今もシニアの部大阪府代表として全国大会にも出場している。週3日・10kmのコースを走っていて、借金に追われる苦しい日々の中で”人生の大きな励み”になっているという。全国4位が最高で、1位を目指しているという。
- キーワード
- 大阪市(大阪)
次に大阪市内で出会ったのは、1か月の収入が6万円の年金に、アルバイト代を加えたおよそ10万円だという女性。現在、市営住宅に1人暮らし。20歳のときに北海道で結婚。3人の子宝に恵まれ、夫とスナックを経営していたが、27歳で離婚。その5年後、3人の子どもを連れ、大阪に移り住んだ。保険会社で働いてためた金で自身の店をオープン。常連客もつくようになり、20年以上もの間、店を切り盛りしてきたが、50代半ばで巨額の借金を背負い、自身の店を閉めることとなった。面倒見がよく頼まれたら断れず、何度もだまされることに。中でも一番ショックを受けたのが、信頼する常連客からの裏切り。早急に借金を返済するため、自分にできる仕事を必死に探した。アルバイトを3つ掛け持ちし、当時の収入は1か月でおよそ35万円から40万円に。そのほとんどを借金返済に充てていたという。2000万円の借金は5年で完済。定年を迎えたあとも、生活のために働き続けた。しかし3年前、新型コロナの流行により、勤務先で人員削減が行われ、再び職を失うことに。そこで高齢者でも働ける仕事を紹介する人材派遣センターを利用。現在も清掃の仕事で週2、3日ほどのペースで働いているという。
大手求人会社Indeedが行った調査によると、70代をキーワードとした仕事の検索数が、5年間で53.7倍に増加。物価の高騰などから、生活費を年金だけに頼れず、仕事を求める高年齢層が確実に増えているようだ。リサイクルショップ「パワーセラー」で働くのは高齢者の方々。年齢に上限を設けず、積極的にシルバー人材を採用してきたパワーセラーの社長は、高齢者の働きぶりを高く評価している。一方の高齢者たちは、給与が生活の助けになるだけでなく、働くことは健康にもよいと話す。
苦しい生活の中、前向きに生きる年金受給者に密着した。2000万円の借金を5年で返済し、現在およそ6万円の年金とアルバイト代で生活をしている宮川さん(77)。年金支給日当日は厳しい暑さの中、ATMには短い列が出来ており、10分ほど並ぶことに。同年代の友人との約束で向かった先で行われていたのが、地域のさまざまな年代が集まる交流スペース「ここから100」。宮川さんは月に2回ほど頭の体操と称して、健康麻雀を楽しんでいる。また宮川さんは月に1回、1000円のフラダンス教室に通うほか、ゴスペルやヨガなど、さまざまな趣味を持っていた。現在は生活に支障が出ない程度に趣味を楽しむのが生きがいだという。今後の目標について宮川さんは「今まで働き詰めだったので、今は趣味や旅行に行ったり楽しみたい」などと話した。一方、借金ビルを抱えている田中さんは受給額月30万円を受け取りながらも、一時は億を超えていた借金の返済に追われる日々。3つの金融機関を回って、年金2か月分、合計60万円を下ろし終えた。年金が入っても贅沢はせず、今回もビルの借金返済に充てるという。
年金受給に関するトーク。宮根アナが「70歳を超えても元気な人はいるので、年金を貰いながら働ける場所があるといい」などと話すとRIKACOさんは「これから増えてくれると働きたいという人が多くなる」などと話した。
自民党総裁選は候補者として11人の名前が挙がるなど、ポスト岸田を巡る争いが激化している。中堅若手を中心に、待望論が高まっていた小林鷹之議員が会見を開き、総裁選への意気込みを語った。政治ジャーナリスト・田崎史郎は「党のイメージを刷新するという意味では、世代交代が大きな意味を持つことになる」とコメント。小泉進次郎元環境大臣は抜群の国民的人気から総裁選への立候補が取り沙汰されている。世論調査でも、次の総裁候補として常に上位に名前の挙がるが、党内からは経験不足を指摘する声も。小林鷹之議員はサラリーマン家庭に生まれ、東京大学を卒業後、財務省を経て政界入りした小林議員。そこからおよそ9年、新設された経済安全保障担当大臣に46歳で抜てきされた若手のホープ。懸念されるのは知名度。しかし、政治信条が安倍元総理と近いところがあり、それが支持の理由になっている面もある。総裁選の日程は、あす、正式に決定する。
自民党総裁選は候補者として11人の名前が挙がるなど、ポスト岸田を巡る争いが激化している。小林鷹之氏らは20人以上の推薦人を確保したとみられる。田崎真也は今回の総裁選について「派閥なき、本命なき総裁選」としている。キーパーソンは派閥トップの麻生太郎副総裁と、無派閥勢力の中で存在感を示す菅義偉前首相で、誰を推すかが重要。
田崎真也は総裁選のポイントについて「世代交代ならイメージ刷新も」「決選投票になる可能性大。誰が残るか」とした。世代交代となると小林氏、小泉氏の名前があがるが経験不足感もある。官邸に精通しているのは林芳正氏だが、官邸の近くで仕事をしていたのは小泉氏。小林氏は開成中学、高校、東京大学卒業。ハーバード大学にも留学している。
立憲民主党も代表選挙を控えている。来月7日告示、来月23日投開票。泉健太代表等が出馬の意向を示している。
台風9号は石垣島に接近中。東シナ海を北上するが、今週は不安定な天気が続く。これから関東、東北は急な発雷に注意。
- キーワード
- 台風9号