自民党総裁選は候補者として11人の名前が挙がるなど、ポスト岸田を巡る争いが激化している。中堅若手を中心に、待望論が高まっていた小林鷹之議員が会見を開き、総裁選への意気込みを語った。政治ジャーナリスト・田崎史郎は「党のイメージを刷新するという意味では、世代交代が大きな意味を持つことになる」とコメント。小泉進次郎元環境大臣は抜群の国民的人気から総裁選への立候補が取り沙汰されている。世論調査でも、次の総裁候補として常に上位に名前の挙がるが、党内からは経験不足を指摘する声も。小林鷹之議員はサラリーマン家庭に生まれ、東京大学を卒業後、財務省を経て政界入りした小林議員。そこからおよそ9年、新設された経済安全保障担当大臣に46歳で抜てきされた若手のホープ。懸念されるのは知名度。しかし、政治信条が安倍元総理と近いところがあり、それが支持の理由になっている面もある。総裁選の日程は、あす、正式に決定する。