タイ・バンコクで上川外務大臣はパーンプリー外相と会談し、ハマスによるイスラエルへの攻撃でタイ人が死傷したことに触れ、哀悼の意を表した。また、「多数の一般市民が人質となっていることを大変憂慮しており、早期に解放されることが重要だ」と述べた。両者は、約6000社の日本企業がタイに進出していることを踏まえ、投資環境の整備やデジタルなどの分野で経済協力を強化していくことで一致した。歴訪を終えた上川大臣は「12月の日ASEAN特別首脳会議に向け、具体的な成果に結びつけていく」と述べた。