青森県深浦町で小学生向けの体験学習が開催された。この体験学習は自然への理解を深めることが目的で、毎年林野庁が開催している。この日は世界自然遺産の白神山地の麓にある十二湖に深浦小学校の4年制の児童16人が参加。児童たちにはブナやヒバなどの12種類の葉っぱの写真の掲載された紙が手渡され、児童たちは林の中を探索し、周辺の植物を推測しながら散策した。林野庁の担当者から、イタヤカエデの木からメープルシロップが作られることやブナの木は白い幹がまっすぐ生えることなどについて説明を受けた。その後丸太を切る体験も行われ、直径10センチあまりのスギやナラなどの丸太をノコギリを使って切り出した。