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「ヒュウガタイゲキ」 のテレビ露出情報

新富町には県内にだけ生息する植物で絶滅のおそれがあるヒュウガタイゲキの群生地がありきょう保護活動が行われた。ヒュウガタイゲキは日当たりの良い場所に育つポインセチアなどの仲間で背丈が2メートルほどになる宮崎県の固有種。6月から7月に小さい花が咲き黄色に色づく。ヒュウガタイゲキの保護活動を20年以上行う宮崎植物研究会によると里山の手入れをする人が減った影響で生息数が減少し、環境省から「ごく近い将来絶滅の危険性が極めて高い種」に指定されている。きょう研究会のメンバー4人が新富町に残る群生地を訪れ周囲の草を刈り取ってヒュウガタイゲキに日が当たるようにした。一方で今、こうした保護活動も岐路に立たされている。研究会ではメンバーの高齢化が進む中、将来にわたって保護を続けていくのは難しいとして、きょうの活動に町の担当者も呼び、行政にも保護に関わるよう要望した。県総合博物館・元副館長で宮崎植物研究会の南谷忠志さんは「新富町の住民が動かないとこれはもう残らないと思う」などと話した。

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