キルギス・ビシケクからの中継で現地の情報を伝えた。会議には中国やロシアのほか、アメリカへの強行姿勢を鮮明にするイランなどの首脳が集まる。習主席はキルギスの大統領との会談で、アメリカを念頭にしたとみられる発言をしている。専門家は、イランにも一定程度寄り添う姿勢を示し、上海協力機構の独自の立ち位置を見せる場になるだろうと指摘している。一方、モスクワからの中継で、ロシアの思惑について伝えた。プーチン大統領としては、侵攻が長期化する中でもロシアは孤立していないと示す重要な外交舞台にしたい考え。ロシアに対して加盟国は一枚岩ではない。カザフスタンのトカエフ大統領は先月、プーチン大統領に対して、ウクライナ侵攻を巡って紛争を凍結すべきだと異例の呼びかけを行っており、ロシアが勢力圏とみなしてきた中央アジアで求心力を維持できるかも焦点となる。中国側の狙いについて、来月に予定されているトランプ大統領との会談の足場固めにしたい狙い。
