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「ビッグマック」 のテレビ露出情報

重量5万トンの巨大船など巨大貨物船に欠かせない存在である刀禰昭子さんに密着。彼女の仕事は船舶食料品商。入国手続きの問題で自由な買い出しが難しい外国船員に代わって食料や日用品を調達する仕事で刀禰さんはキャリア59年のベテラン。職場となっている名古屋港は東京ディズニーランドの約84個分の広さを持ち、自動車メーカーのお膝元というのもあり総取扱貨物量は22年連続日本一となっている。刀禰さんが働くとね商店では船の最終注文がきたので数字や金額を何度も確認し、注文してくる航行している船と何度もやり取りを行い間違いの内容にし注文を確定させる。現在はメールを使っているが昔は電話で直接やり取りをしていた。とね商店の取引相手は外国船が主で英語でのやりとりが基本で刀禰さんは独学で「ペ」レベルだという。注文の品は肉だけでも10種類など1000種類以上の注文に対応している。そして一品ずつ仕入先に在庫を確認し責任を持って発注する。
刀禰さんは車で注文した商品を受取に移動。さらに取材クルーにも気遣いをしてくれ飲み物で休憩。その後も各国の食材店を周った。とね商店は1924年に創業sれ元々は近くの軍需工業向けに食材を調達していた。その後船食に業務を切り替えたがそれだけだと食べていける企業は少なく昔は何百軒あったが今は全国でも40軒くらいしかないという。とね商店は名古屋港唯一の船食専門業者となっていて、とねさんを中心に9名の従業員が働いている。2代目社長で夫でもある一成さんは現在は第一線は退いているが約70年名古屋港の船をさせてきた。現在会社を率いるのが息子の勝之さんで元々別の仕事をしていた高齢になった両親に代わり2024年4月に家業を継いだ。
刀禰さんのメモには「プライベート」と書かれた項目がある。これは船員さんたちが個人的に欲しいものでエイヒレなどの食品の他室内物干し竿を調達しており、過去には温水洗浄便座10台も調達したこともある。しかし最も苦労するのがこのプライベート品の調達でこの日は「ビッグマック」について冷凍できるのかなど真剣で会議、日本人相手ならぱっと聞けるが、相手は外国人でそもそもパッとかけられる環境でもないと話した。メールで確認すると船員たちですぐ食べるため当日購入することになった。無理難題な注文は過去にもあり、ここで「soba torototとは何の食品?」と出題。正解は「明星チャルメラ」だった。パッケージにラッパを吹くおじさんが描かれていることからフィリピンの船員は明星チャルメラを「soba torotot」と呼んでいる。
午前6時30分から刀禰さんは中央卸売市場へと買い出し。野菜は納品直前に買い揃えた。すると近くに美味しいご飯屋があるとスタッフを連れて「食事処 一力」とやってきた。食事処 一力では新鮮な海鮮料理を自分で選んで定食にして食べることができる。食事をしながら刀禰さんについて聞く。元々材木屋の9人兄弟の末っ子として誕生。家業を手伝い商売の面白さに触れてきた。22歳のときに一成さんとお見合いをして商売好きだろうなと持ったや船の食糧品屋というのに魅力を感じて4ヶ月で結婚。当時は20人ぐらい従業員がおり女中さん以上に働き、一泊旅行も行ったこともないと話した。そのため正月もなく家族団らんみたいなものなかったという。高度経済成長で注文する船も増加し忙しくしていたがその後貨物船の性能向上による船員の少人数化などから注文も減少。現在は1度も納品がない週も存在する。それでも船員さんが一生懸命頑張って仕事しているのを食事の面で助けてあげるのという生きがいを持ってやっていると話した。そのため刀禰さんは必ずお土産用のお皿や古着をストックしていて喜ぶものは何でも上げたいとと話す。そして翌日、納品日となり、受け渡しのためのふ頭へ。商品の受け渡しが一番緊張すると話す刀禰さん。実は納品直前にブルドッグソースと韓国のブルダックソースを間違っていたミスがあり身を引き締めたという。今回の相手は重量5万トンの自動車運搬船で船員は全てフィリピン人で無事に納品することに成功した。そんなとね商店に昨年4月から孫の雄太さんも入社したと話した。

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