6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災から30年となったきょう、兵庫・神戸では多くの人が追悼会場に運び、思いをはせた。地震が起きた午前5時46分、神戸の街は静かな祈りに包まれた。発災から30年となる今年、灯篭で描かれたのは「よりそう」という文字。1995年の阪神・淡路大震災だけでなく、2011年の東日本大震災や去年の能登半島地震など、災害によって被災した人や街によりそい続けるという思いがこめられた。今年は天皇皇后両陛下が追悼式典に出席される。両陛下は神戸の街の復興を支え続けた支援団体と懇談され、式典では陛下がお言葉を述べられる。
住所: 兵庫県神戸市中央区神戸港地方口一里山