愛媛県・佐田岬半島の先っぽに住む宇藤マサ子さん(93歳)は1932年に朝鮮半島で生まれた。日中戦争の真っ只中で授業中にB29が飛んで来て防空壕へ避難する危険と隣り合わせの日々だった。母テフさんは目が見えなくなり、病院で治る見込みがないと言われ、お寺に入ってしまった。必死に生き抜いたマサ子さんは13歳の夏に終戦を迎え、日本政府の引揚船で帰国。母が佐田岬半島の生まれだったことから、愛媛に帰ってきた。農作業に忙しい親戚の子どもたちの世話係を仕事にして生活。26歳の時に親戚の勧めで結婚し、現在住んでいる夫の親戚の家へ移り住んだ。夫は漁師、マサ子さんは農作業をして共働きで3人の子どもたちを育て上げた。
住所: 東京都渋谷区渋谷3-8-10 JS渋谷ビル9F
URL: http://pixta.co.jp/
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