安倍元首相銃撃から2年。世界からも注目を浴びた対トランプ外交の舞台裏を外交ブレーンが明かした。米国大統領選でトランプの返り咲き=「もしトラ」の可能性が高まる中、改めて注目されるのがトランプとの信頼関係を築いた安倍元首相の外交術。死去から今日で2年がたち、法要や献花などが行われた。安倍政権で国家安全保障局長などを務めた谷内正太郎のコメント「「入り口のところで相手のハートあるいは琴線に触れることを言うのは安倍さんは心がけていた」。トランプ大統領の当選直後に急きょ訪米して会談した安倍元首相。その時にピコ太郎の動画を見せてハートをつかんだという。ピコ太郎の話題をきっかけに心をつかんだ上で、国際情勢についてレクチャーしたという。もう1つの外交術が周到な準備だった。今後、仮にトランプ氏が返り咲いた場合、日本の首相に求めることについて谷内正太郎は「日本の国益を考えて信念と方向性を持って、安倍さんのスタイルを踏まえてやっていただきたい」とコメント。