まずは「事前に用意しておくと役立つグッズ」から。防災コースの学生に防災グッズを家から持ってきてもらった。建築と切っても切り離せない防災への理解を深めるため、防災コースを選択した栗原さん。ネットで購入したという防災バッグには保存水・携帯トイレ・ホイッスルなど19種類・40点が入っている2人用の防災セット。栗原さんがこの防災セットを選んだ理由は折りたたみ式のヘルメット。防災リュックを販売しているメーカーによると、大手通販サイトでヘルメットが付属している防災バッグの取り扱いは全体の1%未満。栗原さんは建物の崩壊による落下物から頭を守るため、ヘルメット付きの防災リュックを選んだという。そしてこの防災リュックにさらに「アイラップ」などを追加購入。「アイラップ」は耐熱温度が120度の袋状のラップ。停電など突然の災害時でもアイラップに米と水を入れて沸騰したお湯に入れればお米を炊くことが出来る。栗原さんは体拭きなども買い足した大容量の防災リュックを玄関近くに置いている。
他の学生もトイレ・モバイルバッテリーなど断水・停電時に重宝する防災グッズを持っていた。災害時における交通ネットワークの影響や変化を研究している高田さんが備えていたのは空気まくら。大事なのは普段から使っているものを避難所でも使うこと。そうすることで快適性・心の安定にもつながるという。安心して暮らせる街づくりを研究している室田さんは緊急時を想定し、公衆電話を想定した家族の電話番号メモと10円玉を用意していた。
他の学生もトイレ・モバイルバッテリーなど断水・停電時に重宝する防災グッズを持っていた。災害時における交通ネットワークの影響や変化を研究している高田さんが備えていたのは空気まくら。大事なのは普段から使っているものを避難所でも使うこと。そうすることで快適性・心の安定にもつながるという。安心して暮らせる街づくりを研究している室田さんは緊急時を想定し、公衆電話を想定した家族の電話番号メモと10円玉を用意していた。