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「ピョンヤン(北朝鮮)」 のテレビ露出情報

北朝鮮は今年、朝鮮労働党創立から80年となる。社会主義国家でありながら独自路線で繰り返されてきた権力の世襲に焦点をあてる。キム・イルソンから始まる家系図の中、いま注目されているのがキム・ジョンウン総書記の娘ジュエ氏で4代目の後継者候補との見方が出ている。北朝鮮は日本による植民地支配を経て第二次世界大戦後、ソビエトの後押しを受けて1948年に建国。これに先立ってソビエトの指導者スターリンは2人の指導者候補を面接、選ばれたのがキム・イルソンだった。国内のライバルや対立勢力を次々と粛清し権力を固め、死去するまで最高指導者として君臨した。
イルソンは“チュチェ(主体)思想”という独自の支配イデオロギーを確立。朝鮮労働党を率いる最高指導者を偶像化し、イルソンとジョンイルの遺体は永久保存されている。世襲に意義があっても表には出せない世界。北朝鮮には全国民を監視・統制する仕組みがあり、移動も制限され秘密警察が目を光らせている。権力が世襲されるようになったのは、北朝鮮にとって後ろ盾のソビエトと中国での出来事が影響したと考えられる。ソビエトではスターリンの死後、後継者となったフルシチョフによって暴虐ぶりが暴露されスターリンの権威は地に落ちた。中国では1971年に後継者による暗殺未遂事件が起きた。イルソンはこれらを教訓にし、“裏切らない身内”への権力継承を決意したと考えられる。
イルソンが最初に後継者として考えたのは弟のヨンジュで、その後ジョンイルの母親違いの弟ピョンイルも有力候補に挙げられた時期もあったが、最終的にジョンイルが後継者となった。するとジョンイルはヨンジュを地方で軟禁状態に、ピョンイルを国外に追いやった。3番目の後継者となったジョンウンは最高指導者に就任すると、後見役として影響力を強めていたチャン・ソンテクを処刑。その後、母親違いの兄ジョンナムが毒殺された。いまや、北朝鮮の最高指導者の条件はイルソンの直系であることとなっている。ジョンウンの娘ジュエ氏が4代目という声もあるが、「留学中の息子を隠すために娘を表で出している」という声もある。キム・ジョンウン総書記の治世は当面続く見通しだが、やがて4代目の世襲をめぐって内部の権力争いが起きる可能性もある。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年10月28日放送 10:10 - 10:55 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース(ニュース)
トランプ大統領が北朝鮮のキム・ジョンウン総書記との会談に意欲をみせる中、ロシアと北朝鮮が関係を深めている。ロシアはウクライナ情勢をめぐりプーチン大統領によるトランプ大統領への懐柔策が行き詰まっている。トランプ大統領は先週、米ロ首脳会談の予定を中止し、ロシアの2大石油会社に制裁を科した。トランプ大統領をロシア側にひきつけ時間稼ぎをし、戦況を有利に進めたいロシア[…続きを読む]

2025年10月23日放送 12:00 - 12:15 NHK総合
ニュース(ニュース)
北朝鮮メディアはきのう重要兵器システムの実験に成功し、発射した極超音速飛行体が
目標地点に着弾したと伝えた。今月の北朝鮮の軍事パレードで公開された短距離弾道ミサイルの可能性があるとの指摘が出ている。  

2025年10月22日放送 23:30 - 23:40 NHK総合
時論公論(時論公論)
ピョンヤンでは朝鮮労働党創立80年を記念して大規模な軍事パレードが行われた。友好国のゲストたちを伴って閲兵した金総書記は「正義と平和を守るために責任を果たす」などと演説した。北朝鮮指導部が発したメッセージは、国外向けの非核化には断固応じないとする姿勢と国内向けのキム総書記のもと一致団結をという呼びかけ。5年ぶりのマスゲームには「この世にうらやむものはない」な[…続きを読む]

2025年10月12日放送 9:00 - 10:00 NHK総合
日曜討論第2部
今回は中朝露が結びつきを強める中で、アメリカとの連携や国際会議での日本の主張など日本外交の課題について議論していく。

2025年10月11日放送 10:00 - 10:05 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース)
北朝鮮で昨夜、軍事パレードが行われた。新型のICBMだとする「火星20型」が公開されたほか、パレードには中国やロシアなどの要人が出席し友好国との結束をアピールした。キム総書記は、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの派兵を正当化した。

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