テーマは「自分史上最高の体に、令和ピラティスブーム」。令和にピラティスブーム到来。これまでアーティスト・レディーガガやモデル・実業家・ミランダカーなど世界的セレブをはじめ、韓国発のアーティストがSNSにピラティスの様子を投稿。日本の芸能人たちも多く取り入れ、いま空前の大ブームになっている。ピラティススタジオ検索サイトでは3年前の600店から現在は約1800店と3倍に増加。TSUTAYA Conditioning PILATESは現在5店舗で横浜みなとみらい店は店舗の一角を改装し、女性専用で併設のブックラウンジも利用可能。
ピラティスとはどんなものなのか調査。ピラティス指導者・櫻井淳子さんに教えてもらう。ピラティス超入門編を紹介。「ピラティス」の名前の由来はドイツ出身の創始者・ジョセフピラティス。第1次世界大戦中に考案し、体幹を鍛えるなど負傷兵のリハビリに使用されていた。猫など動物の動きも参考にしていた。ピラティスは大きく分けてマットピラティスとマシンピラティスの2つ。女性のイメージもあるピラティスだが、静岡・沼津での櫻井さんのレッスンでは男性の姿もある。オンラインで自宅からも受講可能。
ピラティス指導者・櫻井淳子さんは10年前に創始者・ジョセフピラティスさんからの直接の認定者であるロリータサンミゲェルさんに弟子入り。今年5月、正式継承者に認定された。今、世界に5人だけの後継者の1人が日本人。櫻井さんは大学では物理化学を専攻。卒業後はオフィス家電メーカーの研究職に就き、それまで運動とは無縁の生活だった。取材当日も東京、三重、大阪から次なる継承者候補たちが静岡のスタジオに集結。次世代の教育にも余念がない。