戦争と平和の資料館「ピースあいち」で名古屋での空襲をB29の搭乗員の視点から辿る企画展が開催された。B29爆撃機搭乗員の名簿や戦闘記録、空襲の資料など約200点が展示。B29の搭乗員ロバート・バーク・フレミングさんは自ら志願してB29に搭乗。名古屋の空襲に6回関わったほか、東京や九州など計32回の任務にあたった。戦争の悲惨さを思い知ったフレミングさんは戦後弁護士になり、ベトナム戦争に反対。徴兵を拒否した若者を弁護する活動に携わった。息子のボブさんは父の資料を遺品の中から見つけ提供した。遺品の中には名古屋に爆撃の照準を合わせた写真が。写真には「M41」と記されており、それは3月12日の名古屋空襲の作戦番号だった。この空襲では500人を超える市民などが犠牲となった。
住所: 愛知県名古屋市名東区よもぎ台2-820
URL: http://www.peace-aichi.com/
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