11月の米国大統領選挙をめぐり、バイデン大統領の徹底を求める動きが加速。「生涯民主党員」を自称しオバマ元大統領など歴代の民主党候補を支持してきた俳優・ジョージクルーニーさんは10日付のニューヨークタイムズへの寄稿で「この大統領では11月に勝つことはできない。下院でも勝てないし、上院でも負けるだろう」と明言し、バイデン大統領に選挙戦からの撤退を求めた。これまでもバイデン大統領を支持してきたが、先月の討論会で高齢を不安視させる姿が目立ったバイデン氏に「彼が勝てないのは時との戦い」として新たな候補者を立てるよう求めた。俳優・マイケルダグラスも賛同し、作家・スティーブンキングも選挙戦からの撤退を求めた。民主党・ウェルチ上院議員も上院議員として初めてバイデン氏に撤退を要求。民主党上院トップのシューマー院内総務も「バイデン氏以外の大統領候補の擁立も排除しない考えを示した」と報じられている。民主党の重鎮・ペロシ元下院議長も「選挙戦を続けるかは大統領次第だ。時間は少なく私たちは決断を促している」と発言。ジュリアロバーツSNS、討論会の映像。
一方、トランプ前大統領は「ジョーバイデンお前の仕事はひどい！クビだ！クビだ！」などと発言。逆風の中、バイデン氏は選挙戦を続ける姿勢を崩していない。バイデン陣営は厳しい状況に立たされている。米国（フロリダ州、ワシントン）の映像。トランプ前大統領、バイデン大統領のコメント。討論会に言及。