中東情勢の影響が長期化している中、大手流通各社でナフサ由来のプラスチック容器などの使用を見直す動きが広がっている。大手スーパーのイトーヨーカ堂では、鮮魚や精肉の一部商品のプラスチック容器の蓋をフィルムに順次変更する。他にも、色つきのトレーの一部を白一色にしてインクなどを削減するほか、プラスチック容器に入れて売っていた天ぷらや焼き鳥などの惣菜について、ばら売りでの販売を拡大していくとしている。ナフサ価格の高騰による包装資材の価格上昇を自社の努力で吸収し、値上げを避けたい考え。一方、コンビニ大手のファミリーマートもサンドイッチなどのプライベートブランドのロゴを夏ごろから白と黒の2色に変更して使用インクを削減するなど対策を検討している。ファミリーマートは「商品の安定供給につなげていくための対応として検討している」としている。
