国連安全保障理事会の北朝鮮の人権などについて話し合う会合は12日、日本・アメリカ・韓国などの要請で公開で行われ、各国から懸念を示す意見が相次いだ。日本の山崎国連大使は拉致問題について「自体は緊急を要する。すべての拉致被害者の即時帰国のため国際社会が一致団結するよう呼びかける」と述べた。一方、北朝鮮との関係を強化しているロシアのネベンジャ国連大使は「国連の制裁が人権状況を悪化させている」とした上で、「地域で軍事活動を強化しているアメリカとその同盟国の数え切れない敵対行為により、北朝鮮は国防力を高める措置を取らざるを得なくなっている」と北朝鮮を養護した。