今回の舞台は南米とスペイン。コロンビアにあるエルドラド国際空港。南米は世界最大のコカイン生産地。密輸しようとするものが後を絶たないため常に火薬探知犬が厳戒態勢をしいている。スペイン行きの便に乗る女性のスーツケースをX線検査すると怪しい影が映っていたという連絡があった。スーツケースの底からコカインが出てきた。女性は麻薬を運ばなければ娘を誘拐すると脅されていた。脅されて犯罪を実行した場合罪に問われない可能性もある。しかし女性は復讐を恐れて供述しないという。
ブラジル、パラグアイ、アルゼンチン。3国の国境の街フォス・ド・イグアス。ここは麻薬密輸の一大拠点。国境警備隊がパトロールしていると指名手配犯の車を発見したと連絡があった。車を調べるとマリファナが200kg出てきた。運転手の女性は警察に連行された。
マドリードにあるバラハス国際空港。男性の荷物を調べると、バッグの中からカラフルな鳥「ゴシキノジコ」が大量に出てきた。書類は持ってなかったので全て没収。男性には最長2年の懲役刑が科される可能性がある。
世界各国の輸入品が多く届けられるアルヘシラス港。ここに到着した食べ物は全て検査にかけられる。パナマから大量のパイナップルが届いた。X線で調べると影が見つかった。中を割ってみるとコカインが入っていた。合計20kg以上のコカインが見つかった。
マドリードにあるバラハス国際空港。エクアドルから来た女性が税関職員に止められていた。