ライバル関係にあるロコ・ソラーレ 藤澤五月選手、フォルティウス 吉村沙也香選手の2人は共に北海道出身の33歳。歩んできた道は対照的。藤澤選手は2大会連続で五輪出場し、ピョンチャン大会では銅メダル、北京大会では銀メダルを獲得するもミラノ・コルティナ大会への道は平坦ではなかった。昨年の日本選手権では予選敗退。フォルティウス・吉村選手にとって忘れられないのは4年前の北京五輪最終予選代表決定戦でまさかの3連敗を喫し、五輪出場を逃したこと。吉村選手は、あの時は悔しさでいっぱいだった、いつか笑える日が来るだろうと信じていたと話した。またカーリングを見直すきっかけになったのが第一子の出産で、1年以上競技を離れたことで筋力・柔軟性の大切さがわかったという。戦術の重要性も再認識し、多くの時間を仲間との話し合いに費やしてきた。