新たにフジテレビの親会社の大株主になった資産運用会社の社長が日本テレビの取材に応じ、経営陣の若返りを求めた。資産運用会社「レオス・キャピタルワークス」は、一連の問題が浮上して以降、段階的にフジテレビの親会社の株式を取得し、5%余りを保有する大株主になった。社長の藤野氏は取材に対し、今後の経営改革によって企業価値が上がる可能性があるとみて投資したと説明し、経営陣の若返りを求めた。藤野英人社長は「原則、経営陣はかなり若い人であったり、デジタルであったり、マーケティングであったり、あとグローバルがわかる人たちが入る(べき)」と述べた。また藤野社長は、6月の株主総会で自ら議案を提案する予定はなく、いわゆる「物言う株主」のような活動はしないとの姿勢を示した。