アメリカの投資ファンドからフジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングスの取締役への専任を株主提案されているSBI HDの北尾吉孝会長兼社長がきのう会見をした。北尾氏は自身とともにフジテレビの清水社長が取締役候補になるべきだとの考えを示し、もし敵対するとしたら徹底的に勝負すると述べた。また新たなメディア環境が生まれる中、金融事業とITの一体化を構想。倫理的な価値観をベースにした新たな企業文化を創造し、組織改革を相当進める必要があると強調した。北尾氏の会見後、フジHDの金光修社長は報道陣の取材に応じ、敵対するという立場ではなく、検討していきながら考えをまとめていきたいとした。