神戸港にあるコンテナを調査。中国・天津新港へ運ばれるコンテナに積まれていたのは手延べそうめん。兵庫・播州地方は室町時代には手延べそうめんが作られていたという資料も残されている。今では国内の生産量のおよそ4割を占める日本一の手延べそうめんの産地。そうめんをはじめ麺などの製麺方法は中国から伝わった。中国・福建省には日本の手延べそうめんと似た製法の麺もある。中国では播州産手延べそうめんは具入りの温かい汁で食べることが多い。播州そうめんはヨーロッパにも輸出されていてフランスではキャビアをあえて冷製パスタのように出している店もある。
