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「K・バハブヤブ選手」 のテレビ露出情報

藤波朱理選手がレスリングを始めたのは4歳。小学生のころに掲げた夢は「オリンピックで金メダルを取ること」。それは1人で見ているものではなかった。藤波選手にレスリングの手ほどきをし、現在に至るまで指導を続けるのは父の俊一さん。娘の夢を全力で応援するため俊一さんは3年前に長年つとめてきた教師を早期退職。コーチ業に専念することに。収入は半分に。それでも親子の夢を追い求めることを選んだ。地元・三重から東京の日本体育大学へ進学した藤波選手を支えるべく俊一も上京し親子二人暮らしをスタート。ときにはケンカをしながらの親子二人三脚。レスリング漬けの日々にあって藤波選手は去年の世界選手権で2度目の優勝、パリ行きを決めた。ところがオリンピックまで半年を切った今年3月、予期せぬアクシデントが。練習中に左肘を脱臼。藤波選手は損傷した靭帯を完全に治すため手術を決断した。かつてない焦りとの戦い。リハビリに取り組んでいたそのころ携帯電話で繰り返されていた親子のやり取りには強い決意が合言葉のように綴られていた。今年1月以来となる実戦はオリンピックデビュー戦。藤波選手の左肘にはサポーターが。不安視する声を一蹴するかのような快勝劇を見せた。公式戦連勝を134と伸ばすと続く準々決勝では一時逆転を許すも2試合連続のフォール勝ちを決めた。勝てばメダル確定となる準決勝ではその勢いがさらに増すことに。第1ピリオドをリードして終えるとコーチをつとめる父・俊一さんのアドバイスに耳を傾ける。迎えた第2ピリオドでは怪我の影響を微塵も感じさせない完封勝利。連勝記録を136とし、決勝進出を決めた。金メダルまであと1勝。

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