米国の議会下院は20日、来年3月までのつなぎ予算案を可決した。政府機関の閉鎖は回避される見通しとなった。現行のつなぎ予算は20日までが期限のため、日本時間のきょう午後2時すぎまでに新たな予算が成立しなければ政府機関が一部閉鎖される可能性があった。予算案は上院での審議に入り、通過後、バイデン大統領が署名して成立する見通しとなった。新法案では、つなぎ予算を来年3月まで延長するとともに、大型ハリケーンの被害への支援などを盛り込んだ。トランプ次期大統領が求めていたものの野党・共和党側からも反対意見が出ていた「債務上限」の停止措置の延長は外された。