去年の7月、都内の高校に何台もの救急車が殺到した。中には大規模災害などで出動する特殊な救急車もあった。14人もの生徒があるものを食べて救急搬送になったという。1時間目の休み時間に男子生徒の1人があるものを持ってきていてそれは「激辛ポテトチップ」だった。それには「ブート・ジョロキア」と呼ばれる唐辛子の一種が入っており、チリソースの200倍の辛さがある粉がたっぷりと入っていた。このポテトチップには「18歳未満食べるの禁止」という注意書きが大きく書かれていたが、それを学校に持ってきていたのである。その激辛ポテトチップには多くのYouTuberが挑戦しており、悶絶する辛さが話題となっていた。好奇心旺盛な高校生に挑戦者がいないはずはなく、たった1枚で口の中が焼けるような痛みとなっていた。どれほど激辛なのかと逆に志願者続出となってしまい次々と挑戦者が現れ、33人の生徒で1袋を食べ切った。