カンボ ジアへのODAは、2010年以降、しばらく中国が日本を抜いていた。多くのインフラが中国による支援で整備されている。カンボジアは、中国の一帯一路にも参加している。結果、国際社会からは中国寄りとみられてきたが、カンボジア国民の感覚は少し違っているようだ。カンボジア南部に位置し”第二のマカオ”と呼ばれているシアヌークビルは、
かつては中国人観光客が押し寄せていたが、コロナをきっかけに中国人客が激減。その後も中国の不況の影響で戻ってきていない。地元の副知事は投資国の多様化が必要と語っている。フンマネット首相は去年来日した際の講演で、日本企業向けの経済特区の設立を表明した。カンボジアの副首相は国民が日本の技術を習得することに期待しているなどと話した。