大野警察署や県警察などが実施した災害訓練。交通量の多い大野警察署近くの交差点の信号機が自身や大雪などの災害で停電して使えなくなった想定で行われた。はじめに警察官が交差点に立って事故が起きないように車を誘導し交通整理を行う訓練を行った。そのあと、プラグインハイブリッド車を使って、信号機に電力供給する手順を確認。プラグインハイブリッド車は電気モーターとエンジンを組み合わせて走るものでガソリンエンジンを使って発電できる他、大型のバッテリーに蓄えた電気を災害時の非常用電源として活用することができる。警察官らはプラグインハイブリッド車の電源ケーブルを信号機を制御する機械につないで信号機を復旧していた。警察によるとプラグインハイブリッドを使った訓練は県内では初めてだという。