実はこのスーパーゴールのあと三笘が真っ先に会った日本人がブライトンファン歴53年の傍島一夫さん。1973年、イングランドのブライトンに移り住んだ傍島さんはサッカーに熱狂する観客たちの姿に心を打たれ、いつしか自身もファンになった。しかし当時のブライトンは3部リーグ所属のチームだった。しかし傍島さんは「だからといって応援をやめるという気にはならなかった。弱いチームほど愛着がわくというか、負ければ負けるほど応援したくなってきた。」と話す。傍島さんは5年間ホームの試合は全て通うほどブライトンに魅了されていった。しかし1979年、日本へ帰国。まだインターネットが普及していない時代、ブライトンの試合結果をするのは友人の手紙だったという。そして2021年、初の日本人選手・三笘が加入。傍島さんは「ブライトンで日本人がプレーするなんて、今までになかったことだしすごく嬉しかった。すごい選手が日本から来るよと言いふらしていた。」などと話した。